いよいよ夏の甲子園、第106回全国高校野球選手権大会の組み合わせ抽選会が行われ、3回戦までの対戦カードが決定しました。春夏連覇を目指す健大高崎や伝統校、注目校の初戦の相手は一体どこに?白熱の夏の甲子園を占う上で欠かせない組み合わせ、さっそくチェックしていきましょう!

春夏連覇狙う健大高崎、初戦の相手は香川代表・英明に決定!

  • 健大高崎は第1日第2試合で英明と対戦
  • 春、夏と連覇を狙う健大高崎にとって英明は侮れない相手
  • 英明は香川大会を勝ち抜いてきただけに実力は本物

春夏連覇を目指す健大高崎(群馬)の初戦の相手は、香川代表の英明に決まりました。健大高崎は春の選抜優勝校。今大会も優勝候補の筆頭と目されています。一方の英明は香川大会を勝ち抜いてきただけに実力は本物。健大高崎にとって英明は侮れない相手となりそうです。

過去の対戦成績などから考えても、健大高崎が有利とみられますが、甲子園で初めて対戦する相手です。開幕早々、どのような試合展開になるのか目が離せません。

伝統校・早実の初戦は徳島代表・鳴門渦潮!両校の意地とプライドがぶつかり合う

  • 早実は第5日第1試合で鳴門渦潮と対戦
  • 早実は第1回大会にも出場した伝統校
  • 鳴門渦潮は徳島大会を制した実力校

第1回大会にも出場した伝統校・早実(西東京)の初戦の相手は、徳島代表の鳴門渦潮に決まりました。早実は過去に甲子園で数々の名勝負を繰り広げてきましたが、ここ数年は甲子園出場から遠ざかっていました。対する鳴門渦潮は7年ぶり8回目の出場。(統合前の旧鳴門工5回、旧鳴門第一1回、2012年に統合、開校してから2回目。合わせて8回)鳴門渦潮としてはまだ甲子園で勝っていません。

伝統校と勢いに統合して初の1勝を狙う鳴門渦潮対決という構図になった両校の一戦。早実は「伝統校の意地」、鳴門渦潮は、統合後の甲子園初勝利を目指す。両校の意地とプライドがぶつかり合う一戦は必見です。

吉田輝星の弟がベンチ入り、金足農の初戦は西日本短大付と

  • 金足農は第3日第2試合で西日本短大付と対戦
  • 金足農のエースは吉田輝星の弟・大輝投手
  • 西日本短大付は福岡大会を制した強豪校。2018年に吉田輝星投手(現オリックス)を擁して準優勝した金足農(秋田)。今大会のエースは吉田輝星の弟・大輝投手(2年)で、背番号「1」を背負ってベンチ入りします。その金足農の初戦の相手は、3年ぶりに出場の西日本短大付(福岡)に決まりました。

西日本短大付は福岡大会を制した強豪校。投打に高い戦力を誇る西日本短大付を相手に金足農・吉田大輝投手がプレッシャーをはねのけ、兄に続く活躍を見せることができるのか。初戦からエース対決の可能性もある注目の一戦です。

夏の甲子園開幕カードは有田工vs滋賀学園!両校の熱戦に期待

  • 開幕カードは有田工(佐賀)vs滋賀学園(滋賀)に決定
  • 有田工は佐賀大会を制した実力校
  • 滋賀学園は夏の甲子園初勝利を目指す

夏の甲子園の開幕カードは有田工(佐賀)vs滋賀学園(滋賀)に決まりました。有田工は佐賀大会を制した実力校。一方の滋賀学園は夏の甲子園2回目の出場で初勝利を目指します。

両校とも全国レベルの実力を持つチーム同士の対決。しかも、それが甲子園の土を踏む最初の試合となれば、球児たちのモチベーションは最高潮に達するでしょう。夏の甲子園の熱戦の火蓋を切って落とす両校の対戦。この一戦から目が離せません。

2年ぶりに出場の大阪桐蔭、初戦は沖縄代表・興南と対戦

  • 大阪桐蔭は第2日第1試合で興南(沖縄)と対戦
  • 大阪桐蔭は2年ぶり13回目の甲子園出場
  • 興南は沖縄大会を制した強豪校

大阪桐蔭(大阪)の初戦の相手は、沖縄代表の興南に決まりました。大阪桐蔭は2年ぶりとは言え、もはや甲子園常連とも言える強豪校。一方の興南は沖縄大会を制しただけに実力は本物です。

大阪桐蔭にとって興南は格好の相手。しかし、興南にとっても甲子園の舞台で大阪桐蔭から金星を挙げれば一躍時の人となれるだけに気合十分のはず。勢いに乗る強豪同士の対決は見逃せません。

明豊、京都国際、中京大中京など伝統校の初戦カードも決定

  • 明豊は第2日第2試合で小松大谷(石川)と対戦
  • 京都国際は第2日第3試合で札幌日大(北海道)と対戦
  • 中京大中京は第4日第1試合で宮崎商(宮崎)と対戦

その他の伝統校の初戦カードも決定しました。明豊(大分)は第2日第2試合で小松大谷(石川)と、京都国際(京都)は第2日第3試合で札幌日大(北海道)と対戦します。また、中京大中京(愛知)は第4日第1試合で宮崎商(宮崎)と顔を合わせます。

いずれも伝統校同士の対決や、伝統校と地方勢の対決など見どころ満載の一戦ばかり。甲子園の舞台で、伝統の意地を見せつけるのはどのチームなのか。この夏、頂点に立つのはどの学校なのか。目が離せない熱戦が続きます。

組み合わせ抽選会を終えて、いよいよ夏の甲子園が開幕!

第106回全国高校野球選手権大会の組み合わせ抽選会が行われ、3回戦までの対戦カードが出揃いました。春夏連覇を狙う健大高崎をはじめ、大阪桐蔭、智弁学園など全国の強豪校が集結する今大会。

さらに、吉田輝星の弟がベンチ入りする金足農や、伝統校の意地をかける早実など、注目校も多数出場します。今年の夏はどのチームが頂点に立つのか。甲子園の熱戦から目が離せません。いよいよ夏の甲子園が8月7日に開幕です!

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